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【修羅場】元夫との結婚生活で、20代で半分ぐらい白髪になった話。結婚式の準備から同居や介護の話まで勝手に決められ、家事や洗濯にもひとつひとつ嫌味を言われたりして、常に緊張して生活していた。だけど夫は実は友人のことが好きで、私は介護施設の料金がもったいないから嫁として使われていただけだった……

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元夫との結婚生活で、20代で半分ぐらい白髪になった話です。

元夫とは、結婚式の準備から、夫側の親兄弟の意見をごり押しされていて、

私の意見は聞いてもらえなかった。

結婚後も、「祖母が具合悪いから」と、夫家族との同居を勝手に決められ、

「みんな仕事しているから」と、私が仕事を辞めて介護することになった。

それで、介護と家事で毎日くたくたなのに、食事や洗濯の仕方ひとつひとつに

ダメ出し。それも嫌味とかじゃなく、「○○は××するのよ。ご存じ?」みたいな感じで言われるから、

今のはダメ出しなのかな、雑談なのかな、とりあえず気をつけよう、と顔色をうかがうばっかりだった。

例をあげると、浅漬けを食べている時に、「キュウリの浅漬けって、昔はお嫁さんはヘタの部分しか

食べられなかったのよ。ご存じ?」っていう という感じ。

あと、「親の躾って大事よね」と、ことあるごとに言われた。

元夫も「ごめんな」と、私の不出来を両親に謝る、みたいな姿勢をとっていた。

今なら戦えばよかったとか思うけれど、当時はだんだんと削られて、うなだれるしかできなかった。

目が覚めたのは、元夫がある日、「結婚する前から、実は友人Aのことが好きだった」と、

言い出したこと。友人Aは、私の長い友人で、夫の同僚。この友人の結婚式が、

元夫との出会いだった。

「Aが旦那と別れたと聞いて、いてもたってもいられず、口説いた。

元夫は、Aが結婚したので諦めて、しょうがなしで私と結婚しただけ」

そんなことを悪びれず、話した。

私が介護している義祖母はどうするのか、と話すと、職場の関連施設に老人ホームがあり、

職員の家族は優先的に入れるんだ、ということを話した。

つまり、私はそこの利用料がもったいないから、嫁として使われていただけだった。

目の前が真っ暗になった。

元夫に、「お前も、結婚したというステイタスと、躾や教養をタダで身につけられたんだから、

ありがたく思え」と言われた。

そして、翌朝抜けがら状態のまま、洋服とかの荷物をバッグ2つにまとめていたら、

実家の両親が来て、一緒に実家に帰った。

両親は、多分色々と聞かされていたと思うけれど、とにかく私が帰ってきたことを

喜んでくれて、好物ばっかのごはんだしてくれた。食べ終わったあとに

「おなかいっぱいになった?」って聞かれた時に、泣きに泣いた。

意味分からないと思うけど、炊きたてのごはんも、みそ汁も、そういえば

義祖母と一緒に食べてた。食べさせるのにいっぱいいっぱいで、自分のは

流しこんでた。それ以外の食事も、箸の使い方や食べる順番を、ダメ出しされる

ばっかりで、緊張していた。

だから、おいしいごはん食べて、満腹かどうかを心配されるような生活が、

結婚する前は当たり前だったんだと思いだした。

あとになって、両親から、

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