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【修羅場】いわくつきのアパートに住む彼が病気で寝込んだので見舞いに行くことに。家につき色々お世話していたら「ありがたいけど本当に出るから早く帰った方がいい」という彼。その彼の後ろの押し入れが少し開いててそこから髪の長い女が…

arw100

私は怪談話・ホラー映画系が大嫌い。彼はそんな私を怖がらせるのが大好きな大学生カポーです。
彼は幽霊とかをまったく怖がらない・信じないため2LDKで家賃4万のでるといわくつきアパートに住んでます。
(彼の隣の部屋で家族が心中したらしい)

そんな彼の家に1人で行くのは怖くて無理なので、
遊びに行くときは共通の友達A子と行き、よく3人で遊んでました。

ある日、彼が病気で1週間近く寝込んだのでお見舞いに行くことにしました。
しかし1人で行くのは怖いのでA子と行こうと思いA子にメールをすると
用事があるから今日は無理。明日一緒に行こう」という返答。
でも彼が心配だったので頑張って1人で行くことにしました。
彼へのお見舞い、生活必需品、食料、わざわざ神社にいってお守りまで買い
ガクブルの状態で夕方にやっと彼の家のピンポンを押しました。

ピンポーン…
ピンポーン…
ピンポーン…
でてくる気配がない…
死んでる(゚Д゚)!?と思い電話をかけると
彼はワンコールででました。
彼「はい!寝てた!」
私「よかった!生きてた!今家の前にいるからあけてほしいな」
彼「……え?!」

すると部屋の中がやたら騒がしくなって2分位してドアが開きました。
私「なにしてたの?開けるのおそい!」
彼「いや…急に来るから準備が…てか1人でくるなんて初めてじゃん!なんで?」
私「心配だったから頑張った!病み上がりだしとりあえず中に入ろう」
と部屋の中にあがりました。

3人で遊ぶときと違って不気味にしーんとしていて帰りたくなりました。
彼「来てくれたのは嬉しいけど、本気ででるから帰ったほうがいい」
私「Σ(?□?)!じゃあお粥作って掃除してすぐ帰る!」
そして部屋を走り回っている私に彼はずっと「でるから帰ったほうがいい」と言ってました。
ご飯作りや掃除もおわり彼と座って話している時も
彼「本気で色々ありがとうまじ助かった。でも本当にでるから帰ったほうがいい」
私「さっきからすごい帰したがるね。そんなにでるんだ?」
彼「そりゃあもう!この間なんか…(・∀・)」と嬉しそうに怖い話しをしようとしたので、帰る準備をしようとしたら
目の前の押し入れに10センチくらい隙間があるのに気づきました。
よくみると中から髪の長い女がこちらを覗いている。
そしてスー…トンッと押し入れの戸がしまりました。
イマノハナンダッ(゚Д゚。゜)

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