ありがとう、クウェート≪三陸鉄道≫

湾岸戦争時には、イラクから
海に機雷(海の地雷のようなもの)が投下され、
クウェートは船を航行させることができませんでした。
クウェートの主産業である石油。
その石油運搬に大いに支障を来していました。
この機雷処理の任務に当たったのが、
自衛隊員約500人。
このときの隊員の平均年齢が32歳。
最年少は19歳でした。
国内での世論はその当時、当然ながら、
「自衛隊は海外に赴くべきでない」でした。
世論の風当たりは、政府に向けてのものではありましたが、
直接任務に就く彼らの心情としては、
当事者として、肩身の狭いものがあったそうです。
行けば、朝4時から14時間ずっと働きづめ。
なのに隊員たちは「いやだ」「つらい」などとは一言も言わず、
黙々と任務を果たしたのでした。
そのおかげで機雷はすべて除去でき、
クウェートの人たちは、自衛隊員たちの働きに
絶大な信頼を置いたとのことです。
被災時の日本への緊急援助には、
このときのクウェートの人達の、
恩義をお返しする意思が込められていたのでした。
もちろん、自衛隊の機雷除去活動には、
日本国側の利害もあってのことではあります。
だから政治的なお話を美化するのは
慎んだ方がよいのかもしれません。
さらに言うなら、集団的自衛権など、
自衛隊を戦地に赴かせることを
正当化するお話しにすり替えられる恐れもあります。
それでも敢えてこのような話を取り上げるのは、
最前線の現場で額に汗する人達にとっての現実が、
世論でも政治的な思惑でもなく、
そこで困ってる人達を救いたい意思に尽きるからです。
懸命に任務を全うするひたむきな思いと、
彼らの活動に感謝する人達、
それだけが最前線の現実ではないでしょうか。
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