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【お父さんビデオ】子供たちから愛されるわけは?

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像の専門業界には独特な用語が多いようです。

例えば、「わらう」とは「撮影に邪魔な物を片づける」という意味だし、
「八百屋にする」とは「被写体を斜めにする」という意味です。

最近よく使われる用語に「お父さんビデオ」というものがあります。

ホームビデオは、今やプロ級の機能を備えています。

実際にテレビ局のカメラマンが、
ホームビデオを使用して撮影する場合すらあるそうです。

このようにプロさえ重宝するホームビデオなので、
一般家庭への普及率も高くなっています。

お父さんたちが子供の入学式、運動会、発表会などで
ビデオ撮影する姿は、当たり前の光景となりました。

プロであれば、被写体を引き立たせる背景や
構図を考えながら撮影をします。

しかし多くのお父さんたちは、
ただひたすらわが子だけを撮影します。

つまり「お父さんビデオ」という用語は、
「機材は一流だが、構図も何も考えず、
 がむしゃらに被写体だけを撮影する」という意味であり、
カメラマンの腕が悪いときに使う業界用語なのです。

そんな「お父さんビデオ」ですが、
プロが真似したいポイントがあるそうです。

それは何か?>>>

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画されたビデオを見るとき、
子供の反応をはかったデータがあります。

それによると、そのビデオを見る子供たちは、
必ずしも撮影された「自分の姿」に喜ぶわけではないとのこと。

むしろ「自分と親がコミュニケーションをとっているシーン」
に喜んでいたそうです。

ママが赤ちゃん時代の子供たちをあやしているシーン、
パパと怪獣ごっこをしているシーンなどに、敏感に反応していました。

つまり、単なる「自分の姿」ではなく、
「自分が親から愛される姿」を見て、聴いて、喜びを得ているのです。

また自分の撮られた映像からは、
そこに懸命に自分を追っているだろう父や母の姿が、
見えざる映像として子供には見えてくる、
見る、聴くを通して愛情を確認している、
専門家はそう語ります。

そして、その点はどんな専門家も
「お父さんビデオ」に勝てないといいます。

だから子供が大きくなればなるほど、
そのビデオは子供にとって、何よりの宝になります。

プロのように撮る必要はないのです。
むしろありのままの「お父さんビデオ」だからいいのでしょう。

これからもお父さん、そしてお母さん、
どんどんお子様方の動画を残して差し上げてください。

上手でない方がいい、と聞き
すごく安心するのは私だけじゃないと思います。

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