*

【不思議な話】山奥の家に住んでいた小学生の頃、和服を着た見慣れない女の子が橋の上に立っていた。家に帰り祖母にその事を話したら鬼のような形相をして「絶対に話しかけてはいけない」と言われた。次の日神社に行ったら昨日の女の子がいて…

服装は和服って感じで白と黒の網目みたいな模様なんだ
歳は同じぐらいで一目見て女の子だと俺は思った
最初になんていればわからなかったんだが彼女の方から「遊ぶ?」って言ってきたんだ
それで咄嗟に頷いたんだ…
今思えばこの頷きでって思う…

そしたら彼女は嬉しそうに俺の腕を引いてどんどんと森に入っていくんだよ
んで俺はなんども「君は誰?」とか「名前は?」って言うんだけど
彼女はこっちをみて笑うばかりで答えないんだ
そしたらちょっとした洞窟みたいなところに来たんだよ…
自分も10年近くこの辺を走り回ってたけどこんなところあるなんて知らなかったんだ
そしたら彼女が招くから入るとその洞窟の中に祠らしきものがあったんだ、
洞窟といっても奥行は5mもなくてどっちかっていうと
窪みに近い感じだったんだ

そこに小石が数個置いてあって小さな円が書かれてたんだ、
そしたら彼女が指をさして小石を転がして円に入れるわけだ
俺はもしかして小石を円の中に入れるゲームなのかな?って思って一緒にやったんだよ
なぜか知らないけど彼女は一切話さなかったんだよね、
でもなぜか一緒にいると楽しくなって日暮れまでそんな意味がわからないゲームで遊んだんだ、
そしたらおばあちゃんの門限を思い出していざ変えることを伝えると
彼女が俺の腕を掴んで首を振るんだよ、
でも門限だし明日もくるよって言ってそこでなんとか説得して帰ろうとしたら

彼女がこっちをみて口にばってんを作るように手を当てたんだ
それでなぜか俺はほかのみんなに言ってはいけないのか?と理解してしまったんだ
それでまっすぐ帰って彼女の言うとおり何も言わずにしたんだ、
次の日もその次の日も小川で彼女と待ち合わせをしていろんなことをしたんだ
でも彼女はきまって口を開け用とはしなかった、いつも口で笑ってるんだよ

俺は一週間くらいして彼女に「どうして喋らないの?」って聞いたんだ、
そしたらこっちの方をすごい睨んで首を横に振るんだよ
あんまし聞くと気を悪くするからって思って俺は何もそれ以上は聞かなかったんだ
でも彼女はなんでここにいるんだろう?って疑問がいつも残っていたんだ、
この辺の集落の子供はみんな知ってるし
ほかの街のとこでも最低でも車で1時間はかかるのに
彼女はどうしてこんなところまで来ているんだろうって
それで母さんに「夏休みにこの辺に遊びに来てる子供とかいる?」って聞いたら
「いないと思うけどな」って言われるわけ
ますます彼女のことが怪しく感じてしまったんだ

それ以降俺はますます彼女の事を疑ってきてしまったんだ…
そんなある日だったいよいよお盆って時に彼女がとても暗い顔をしているんだ
「どうしたの?」って聞くけど首を振るばっかなんだよ
そんな時に久しぶりにあの石を転がすゲームをまたしたんだよ
でもいつもよりも何かが違った自分でもよくわからないけど何かが違う気がしたんだよ

そしたら彼女の転がす石も俺の転がす石もなかなか円のなかに入らないんだよ…
するとだんだん彼女の顔が強ばっていくんだ、
そしたらいきなり俺の腕を掴んで森を一気に駆け抜けて
開いた道に出たんだ…そしたら彼女がこっちの方を向いてバイバイって手を振るんだよ…
俺はどうして?って何度も聞いたんだ…
でも彼女は答えないで森と道の間から踏み越えてこないんだ
俺は強引にも彼女の腕をひっぱってこっちに行かせようとしたらすごい力で腕を跳ね除けられたんだ
それも小学生の女の子が出せる力じゃない、
大人の男性が出すようなすごい力で、すると彼女は泣きながら
最後に口パクでなにかを言ったんだよたぶん「ごめんね」だと思う…
俺もよくわからなくて怖くて泣きながら家に帰ったんだ

泣きながら帰ってきた俺にびっくりした祖母は強く問いただしてきたんだ
それで正直に何もかも話したんだよ…そしたら祖母の顔が真っ青になったんだ
すると次の日に神社に連れてかれたんだ、そこの神主さんが俺を見るなり驚いた顔をするんだ
なにもなかったか?どこか痛いところは?って感じで別になにもなかったから黙って首を横に振ったんだ
そしたら神主さんはほっとした感じの顔になって祖母にいろいろ話してから終わったんだ
それから彼女の事も見なくなって禁句のように祖母もなにか隠している感じがしたんだ
とゆうよりも姉貴以外みんななにかを隠しているように感じた

そして二年たって俺が中学に上がった時だった
学校の帰り道にあの彼女らしき子が川をみていたんだ…
俺はとっさに彼女のあだ名を叫んだ、
彼女のあだ名は「しーちゃん」いつも喋らないでいるからそう付けた
そしたら彼女は俺の事を見るやいなや橋から川に降りたんだ、
俺は急いで駆けつけたけど彼女の姿はどこにもなかったんだ
そして俺は帰ったあとに祖母に聞いたんだよ「あの女の子はなんだったんだ」って
そしたら祖母はしばらく黙ったあとに
「ここはね昔から鬼が降りてきたっていう言い伝えがあったんだよ…
それでここの人たちはそれを鎮めるために」
そこまで言って祖母は黙ってしまったそしたら「アンタが二十になったらいうよ」って
今まで見たことないような真顔で祖母が言うんだ

そんな祖母の気持ちに俺は「分かった」って言ったんだ
それから俺は19の頃だった祖母が他界してしまったんだ
それで結局祖母にはなくなってしまってうやむやになったまま社会人になって
名古屋へ仕事のために引っ越したんだ
聞こうと思えば母さんでも父さんからでも聞けると思うんだけどなぜか聞くのが怖いんだ、
祖母みたいに死んでしまいそうで
姉貴はなにも知らないようだったんだ…
結局あの子も祖母の話もなんだったんだろう…
これは俺の子供の時に起きた不思議な出来事

●コメント
こういう話しは興味深い。

■俺
実際みんな結局どうゆうことだったから意見を聞かせてくれないか?
今度実家に帰るついでに一人で調べたいんだその意見としてお願いします
答えれることは答えるからお願いだ

●コメント
しーちゃんは生け贄だったってことか
悲しいね

●コメント
昔、女の子は鬼に捧げられたんだろう。

■俺
やっぱそうなるのか…?だったらあの石の遊びとかいきなり森からだしたのは・・・?

●コメント
中学生以降は見てないの?

■俺
見ないんだ、見るとしたら昔の記憶が夢の中でぐらい

●コメント
ならその話はあんまりしないほうがいいかもしれない
その手の石を円状に使った遊びは呪術の一種である事が多い
オレが何年か前に見たレスではその後家の中で
謎の人影をみたり常に誰か突いて回られるような感覚に悩んだらしい
鬼かどうかはわからないけど何かしらの術式のような物であった可能性が大きいな

■俺
マジかよ…

●コメント
すごく興味深いな、おばあちゃんは何を伝えようとしたのかな?その田舎の文献とかあった?

■俺
家に蔵があってそこにいろいろ昔のものがあるらしいから今度しらべようかと…
あと役場の方にも行こうかと思う

●コメント
しーちゃんは幽霊っぽくなく生きてる人間みたいだった?

■俺
喋らない以外では普通の人間ぽい…って思うけどたまに怖い表情とかするときはなにか違った

●コメント
地域どこですか?
だいたいで

■俺
岐阜県の飛騨地方

●コメント
しーちゃんはかわいかった? あと触れたんだよね?

■俺
可愛らしいっていうか小学生なのにどっちかっていうか綺麗なかんじかな
それが触ったかどうか覚えてないんだ…触ったような触ってないような

●コメント
俺も岐阜だがその遊びなんか知ってる気がする

■俺
まじか!

●コメント
霊感ある?

■俺
俺はよく分からんけど小学生の時から関係あるか分からんけど金縛りにはあっていた
実は言うと俺意外の家族みんな幽霊を見たことがあるらしい

●コメント
あと、何故今語ろうと思ったのか?
何か前触れあったんか

■俺
今度、実家に変えることと久しぶりに夢で見たからかな

●コメント
役場にいくにしてもその話をそのまましても意味は無いし何もわからないと思う
神主さんはどうしたの?もう亡くなったかな
しーちゃんが生贄なのか、しーちゃんが鬼の子供なのかわからないけど
見逃されたのにまた首を突っ込むのは危険すぎる
もしかしたら鬼への供物選びだったのかもしれない
最初はお伺いを立てるため、次はそろそろ連れて行こうかどうかという判断だったのかもしれない
鬼はその相手を誘い込みやすい年齢で現れるといわれているし、もしかすると・・・

●コメント
やっぱそうかな・・・もしかすると?

●コメント
(((°Д°)))

■俺
すまん答えてなかったな、神主さんは今は生きているかわからないな…でも多分生きてるかな

●コメント
いや、鬼にも人と一緒にくらしたい奴がいたのかもしれないなって
だから本当は連れて行きたかったけど、あえて連れて行かなかったんじゃないかな
もう一度会うって事は何かしらの原因で俺さんが死ぬ時じゃないかと思う
うちのひいじいちゃんは死ぬ前によく遊んだ子の夢を見るといっていたよ
その事は昔よく遊んだけどあるときを境にパッタリあわなくなったとか

●コメント
やめてくれえええ…

■俺
ごめんあと一個関係あるかわからないけどひいばあちゃんの妹と
その友人の女の子が昔行方不明になったらしい…

●コメント
もしかしてその鬼か何かにひいばあちゃんの妹と女の子が連れてかれたのか?

●コメント
冗談ではないよ
オカルトなんかではよくある話だけどね
ひいじいちゃんは時代も時代だし子供がいなくなる事は珍しくなったから、って言ってた
けどなんだかとても近くにいた気がするって
あと小石を並べる遊びだけど、小石を並べた中に神様がいるとか
人でないものがいるとかそういう話もあるらしい
遺跡なんかでも不自然に円形に並べられた岩や石が出土している所もあるそうだよ

■おれ
みんなありがとうございます

今度実家に帰ってもし分かったことがあったら
またスレを立てていきたいと思っているのでよろしくお願いします

●コメント
ほーこくまだかなー
(゚_゚

■俺
実家に行ってきたんだがいろいろと分かってしまった……
俺は二度と実家に帰れないのかもしれない…
電車とバスを乗り継いで3時間以上かけて実家に戻ったんだ、
俺の家は近くの駅でも車で40分かかるからバスも遠いから姉貴に迎えに来てもらった
んでそのまま実家に戻って家族に挨拶してばあちゃんに線香あげてから外に出たんだ、
俺が実家から離れた時と全然変わんなかったよ
でも以前より人が少し減ったと思う、たぶんただでさえ年寄りが多かったからなくなってしまったんだろう
亡くなった方がみんな知り合いだから俺は悲しかった…
でもしーちゃんのことを思い出すと思っちゃったんだ
段々と祖母が隠していたことが忘れられていくんじゃないかと

そのまま家族に聞くことはちょっと気が引けたからとりあえず自分で調べていこうと思ったんだ
それで最初に向かったのがしーちゃんと遊んだ川やあの窪みのような洞窟だったんだ
あれから何年か経過したのに道は鮮明に覚えていたんだよ、
川は昔と変わらず流れていたんだ…でも洞窟だけはどこにもなかったんだ
しーちゃんと別れてからなぜかあの洞窟には俺は行かなかったんだ、でも確かに洞窟はあったことは覚えている
でもなぜかなかったんだよ…土砂崩れでもあったかと思ったけど周りにそれがうかがえる箇所はなかったんだ…

それで一旦家に帰って母さんに「あそこの山に洞窟ってなかったけ?」って聞いたんだ、
するとちょっと変な間があいたあとに「知らないね~」って言われたんだ
それでちょうど11時ぐらいになったから役所の方に
この地域の昔話が記載させている本がないか探したんだ
するとあった、貸出不可って書いてあったので写真をとるか転記でもしようとしたけど
職員のおじいさんに駄目だって言われたんだ
その本を読ませてくださいって行った時もおじさんは俺の出身とか聞いてきたんだけど見せてくれた…

少しだけ文を覚えているから書いていこうと思う、場所が特定される文は濁らすからすまん

むかし~では、毎年神無月になると悪さをする鬼人が山からおりてきたとさ、鬼は作物を喰い荒らし
時には女まで襲っていった、(この辺から文を忘れてるかも) 村人は考えた鬼を鎮めるために様々な行いをしたが
結局14年間村は鬼人の脅威にさらされた

確かこんな感じのものだったと思う…
シーちゃんの出来事が関係あるのはこの物語ぐらいだと思うけどもう一個気になったのもあった

とある山に天女が降り立ちました、天女は村にかかる災厄を消し去りしばらく山に住み着きましたとさ、
しかし村人が猪狩りをしていたところ誤って矢が天女の心臓に刺さり
天女は醜い姿になり村に様々な災厄をもたらしましたとさ

って感じだったと思う…すまないが時代までは分からなかった

なぜか謎めいたことに似たような話がもう一つあったんだ

村には様々な不幸や災いが起きていましたそこで村人たちは神社にお願いしました、すると天から龍が現れると
それから不幸や災いが消えました、しかしある日のこと龍が山へと眠りについていた時でした
獲物だと思い村人は矢を放ち龍の逆鱗に刺さってしまった、それにより龍は怒り数年間村に災いをもたらした…

こんな感じだと思う…天女の話と龍の話が似ていることが気がかりだった



●コメント
>どっちかっていうか綺麗なかんじかな

で、だれに似てた?。
タレントでも何でもいいんで、だれに似てたとか雰囲気とか教えてくれ。

■俺
詳しく話してなかったなすまん、似てる人はいないかも…髪はロングだったと思うそれこそ腰ぐらいの
髪は当然黒色なんだけどちゃんと整っていたかとかは忘れてしまった…
顔はもっと冷たい感じだと思う笑うと可愛かった
俺あんまりタレントとか疎いから誰に例えたらいいか分かんないや…
でもテレビで出てる人たちで似てる子は見たことない

●コメント
川は「龍」とされること多いよね。
しーちゃんが初めて現れたのは川だったはず。
小さい川と言ってたけど、氾濫した歴史はないのかな?

豊穣をもたらすものが時として牙をむく。
そういう戒めをこめた民話かなあ・・・

ちょっと飛騨地方の民話調べてこよ

■俺
氾濫した歴史は多分ないかも祖母からそんなこと聞いた覚えはないし
ほんとに小さな小川で氾濫するとは思えないんだ

●コメント
日本では「このことは誰にも言うな」のジェスチャーは口に人差し指を立てて「シーッ」
口の前でバッテンをやるのはどこの国の文化か
アジアの少数民族を調べてみると何かあるかもしれない

■俺
そのことだよ今日思い出したの…あの口元にバッテンのジェスチャー、
よく祖母が怒るとやっていたような気がするんだ…
もしかしたら近所のおばさんやおじさんもやっていたような…記憶があやふやですまん

それで俺思ったんだよ、小さい頃ある遊びで同じようなことしたのを
みんな昔エンガチョって言いながらなんか呪い?みたいなもの移す遊びやらなかったか?
そのときに「エンガチョきった」って言いながらバッテンを作った覚えがあった…
俺のところではそれを口に当ててやってたんだよ…

役所で書物とか見終わった俺はそのまま家に帰ったんだよ、
その途中でしーちゃんに始めてあった川に寄ったけどやっぱ何もなかったんだよね
それから家に戻って子供の時に夏休み日記をつけていたんだそれを探したんだ、
当然しーちゃんのことが書いてあるから
場所はわかっていた、自分の部屋にある押入れにあることはわかっているから10分ぐらいで出てきたんだ
そしてしーちゃんのページを探したんだよ…でも破られていたんだ、綺麗に
日記をつけていたころの俺は別に日記を読み返そうとは思わなかったから気づかなかったと思う

7月29日~8月26日までのしーちゃんと遊んだ時の感想や
いなくなったしーちゃんのことを書いた文がなくなっていたんだ
その日にち以外にもところどころなかったんだ、たぶんしーちゃんについて書いたんだろう

俺は祖母がやったのか?と思ったがすでに亡くなってしまったから分からない、
それで少し休んだあとに神社に向かったんだ
正直自力で調べるところなんてしーちゃんとあった場所と役所、
それに神社の神主さんぐらいしかいなかったんだ
神社に着くと神主さんを探すとあの頃より随分老けたけどあの神主さんだと思ったよ
すると俺の顔を見るなり驚いた顔をしたんだ
すると神主さんは俺がなにもはなさずとも「付いてきなさい」って言ってきたんだ、
するとついていくと神社の隣にある神主さんのはなれ(家)
に入るとお茶を出されたんだ、するとしばらくして「訊きたいことがあるんだよね」って言ってきたんだ

おれは言ったよ、しーちゃんのことや祖母が言いかけた鬼とはなんだったんだって
すると神主さんは
「その女の子については知らないでも…鬼の話をすれば自然と彼女の正体がわかるかもしれない」って
俺は頼み込んだよそれこそ土下座する勢いで、すると神主さんが鬼の話をし始めたんだ
その内容を書いていきたいと思う

昔どうやら鬼が悪さをしていたらしい時代は不明だとことだ、
一部では鬼ではなく狐とも呼ばれているらしい
その鬼はどうやらあの本にかかれていたことと同じで作物を荒らしたり
時には大雨を降らしたり女子供をさらったりしたそうだ
その鬼は10月になると村におりてきた、
そこで村の人々は10月になると作物の畑周りに柵を作ったり男を集めて監視をしたそうだ
でも鬼はめっぽう強くそんなものは皆無であった。
すると次の年の10月から村の女からキバやツノなどを生やした鬼子の女の子が生まれたそうだ
村人はその鬼子を鬼に捧げたそうだすると次の年は鬼が降りてこなかったそうだ

するとその次の年の10月に同じ家から鬼の特徴をもった子が生まれた、
人々は恐れて鬼がいつも降りてくる山に捧げたそうだ
すると翌年の10月に鬼の角をはやした女が降りてきた、
しかしその鬼は人々を襲わず様々な富を与えて山に戻った
しかし村人の中にはまだ鬼に恐れていた人がいた、
すると人は鬼女が住む洞窟へ行くと矢で刺殺してしまったそうだ
するとその年から村は様々な災害や病に苦しんだ、
しかしまた同じ家が鬼の特徴をもった子を産んだそうだ
村人はその子を捧げるとその年そして次の年とまた平穏が訪れたらしい

しかしその家からは双子を産んだがもう鬼の姿をした子は生まれず捧げることができなかった
するとその年は流行り病が襲った
その次の年は山火事その次の年は不作(ちょっとこの変は記憶が曖昧かも)
すると村人はその家の子供一人を取り上げて
鬼女が住む洞窟にその子を縛り付けて放置したそうだ、すると次の年からは何もなかった
するとまた同じ家が双子を産んだ、それを狙ったかのように再び災厄が襲ったそうだ
人々はまた一人を山へと放置すると翌年は
平穏になったするとその家は必ず子供が生まれるたびに災厄が襲いそのたびし捧げたそうだ

そう話した神主さん、しばらく間が空いたあとに
俺は疑問に思っていたなんで祖母や家族はその昔話をしなかったのかと訊いたんだ
すると神主さんは暗い顔をすると「それは私にはわからん」そう言って俺は神社をあとにしたんだ
確かにこれでしーちゃんはその鬼と子の間だったかもしれないしその子供の幽霊かもしくは鬼かもしれないと思ったが
それ以上になぜ家族たちはこの話をしたがらないかが気になったんだ
んで俺は夕飯の時に姉貴と母さんと父さんの前で訊いたんだ

するとすごい勢いで母さんが睨んできて父さんなんか下を向いて静かになったんだ
すると母さんが「どうして今更そんなことを」って半分切れかかった感じで言ってきたんだ
だから俺は「なんで今になるまで教えてくれなかったんだ」って言い返すとさらに空気が悪くなったんだ
すると父さんは「もう話そうじゃないか」っていったけど母さんは黙ったままだったんだ
それで俺は「黙ったままじゃわかんないじゃん、なんで俺や姉貴には黙ってんだ?」って言ったんだ
となりで姉貴はおろろして何も分からないままだったんだ
母さんが「あなたはこれを聞いたら後悔する」って言ったんだ

俺は「そんなの関係ないよ、昔のことなんだろ?だったら話してよ」
すると母さんはさらに怖い顔をしてきたんだ
ちょっとそこで俺は少し切れちゃって
「そんな昔話か分からないけどなにに怖がってんだよ!?こんな時代になってまでさ!」
って言ったら母さんが泣き始めちゃったんだ…それで訊けずに結局帰ってきてしまったんだ……
実家に帰ってもわかったのは鬼の話としーちゃんの正体の推測だったけどこれだけでも十分なことだったんだけ
どうして家族がなにもしゃべりたがらないのが未だに謎なんだ…姉貴も何も知らないらしい…

ごめん書き忘れたけどこの母さんが泣いたあとに母さんが「出てけ!!!」っていきなり言ってきたんだ
それで意味が分からなくて父さんの方をむいたら
「出て行きなさい」って言うんだおれは意味が分からず帰ってきてしまった
俺は実家に戻れるのかな…

これで俺が実家に行ってきた話は終わりです。いや別に信じてくれなんて思ってないけど
おれは正直にここに書いただけだ
ほんとになんで家族が黙っていたのか分からないし結局しーちゃんの正体も確信できなかった
…なんだったんだろうねホントさ
みんなはなんだったんだと思うわけさ?

●コメント
なるほど。

■俺
すまんなんか今いろいろ不安な気持ちになってるんだ
ちょっといろいろ考えたいから質問にはできるだけ答えていきたいと思ってるけどちょっと休ませてくれ
そのあいだに質問とかみんなの見解とか書いてていいから

●コメント
なるほど…。

神主さんの話す、「同じ家から産まれる子供」ってまさか、
いつも同じ女の人が産んでるのかな。
だとしたら産みすぎだろ。

その鬼の子を産む女性のいる家族と、俺さんはもしかしたら血がつながってるとか?
というよりか、俺さんの家族の血筋がそうなのかもな…。

■俺
俺もそれには疑問に思って訊いたんだよ、
そしたら昔の話だしよく分からないが基本男が生まれたときは何もしなかったかもしれない
って言われた、血のつながりは分からない……何も言えない…ちょっとしばらくペース落ちる…

●コメント
バッテンてのはもしかして両手の人差し指をチョメっと交差するのではなく
同じ手の人差し指と中指で作るの?
×というより〆みたいな?

ちなみに俺が育った北関東の山奥ではエンガチョではなくピースと呼ばれた
ピースはピーの複数形で悪霊とバイキンの中間みたいな存在

偶然だと思うけど東南アジア一帯で実在が信じられてる精霊もピー

■俺
すまんそれだ〆やってやるんだよ…すまん説明が足りなかった

すまんなんかいろいろあってここに来れなかったでも急な展開になったこと・・・
金曜に母さんから電話があってそしたら再来週の日曜日に
お見合いをするか帰ってこいって言われた意味がわかない
あのことと関係あるのかまったく分からんけど俺は行かないつもりだ

●コメント
スレ主はいくつなの?

●コメント
主さん、お疲れさま。
いきなりの縁談…今回のことと無関係じゃなさそうだね。

主さんを他家に縁組みすれば、身を守ってあげられるとか?

もしくは、お見合い自体に意味はなくて、
ご両親が主さんと顔を合わせて話をするための口実とか…

■俺
23歳

●コメント
しーちゃん、俺さんのお姉ちゃんじゃないの?
今のお姉さんのさらに上の。
色々な事情があって、山に捧げられたような気がする。
今のお姉さんが生まれる前に。
どうもしーちゃん、俺さんに悪さをするように思えない。
何か悲しい歴史があったとしても、俺さんは守られてる気がする。

●コメント
釣りかもしれないけど、のってみる。

下りてくる鬼・狐、神無月、降りてきた天女と降りてきた龍、そしてそれらを殺すイメージ。
消された白山の民絡みかもな、という印象。

もし桜が関われば、もっと可能性は高くなるかなぁ。
岐阜白鳥と、福井大野の境、九頭竜ダム周辺には、
殆ど知られていないけれど、元伊勢があるしね。

俺さんの場所的には、泰澄の足跡が残るあたりかなぁ。
美並や洲原神社あたりから、長良川の西側を白鳥へ北上していくラインか、
高山の飛騨一ノ宮より奥に行ったあたりかもなぁ。
下呂方面は、俺は自分の足でまともに歩いてないんで、ようわからん。

いずれにしろ、しーちゃんは、俺さんを助けた。呪いとかないんじゃないかな。
思い出してあげれば、喜ぶよ。たぶんね。

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