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【泣ける話】俺は母子家庭で、本当に貧乏な生活をしていた。それでも母は、日曜日になると手作りの弁当を作ってくれて一緒に近所の河原とかに遊びに連れて行ってくれた。ある日母がプロ野球のチケットを2枚貰ってきた。俺は生まれて初めてのプロ野球観戦ができると大興奮だった。でも…

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幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。

学もなく、技術もなかった母は、
個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。

それでも当時住んでいた土地は、まだ人情が残っていたので、
何とか母子二人で質素に暮らしていけた。

娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、
近所の河原とかに遊びに行っていた。

給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。

ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた。
俺は生まれて初めてのプロ野球観戦に興奮し、
母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。

野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、

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