ごみ出しボランティア

ゴミ出しで足を引きずっているお婆さんの姿を見た彼はこう思いました。
「僕がお婆さんの足代わりになってあげよう」
その日からずっとお婆さんの足代わりに、ゴミ出しを続けることにしたのです。
しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。
彼の家族さえ、最初は知らなかったといいます。
また、彼が中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、
手伝いをやめることを勧めます。
しかし、彼は1~2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。
彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、
当然のことだったのかもしれません。
この話は北陸中日新聞に掲載され、
ゴミ出しのボランティア活動は金沢市にも広がっていきます。
そして、日本新聞協会の2005年度ハッピーニュース大賞に選ばれるだけでなく、
小学校6年生向けの道徳の副読本にも取り上げられました。
参考本:ちょっといい話 アルファポリス文庫 著者 佐藤光浩


人気記事ランキング
【立体駐車場から車が転落】車内で落とし物拾おうとしてた
すみません、メニューお願いします
【スカッとする復讐】離婚が決まりトメに呼び出された「息子も悪いけどあなたもねぇ・・・」いつものいちゃもんが始まったので、最後のとどめを刺してやった「いや~お義母さんこそ気の毒ですねぇww」
アイドル的存在でオタクの肉便器だった大学時代の妻
【高級車6億円分破壊】フィリピン政府が密輸撲滅のため
【歩き携帯】目前の穴に落っこち、真っ逆さま
【煽ると、いろいろ見失いますよ】
【ウルっとくる話】9歳のとき両親が事故で亡くなって、あずけられた先で黙殺されたことが最大の修羅場。親戚はわたしを「イラネ」と言ったが、様子見に来た実父の弟に「おにーちゃん」と私がすがり、叔父「わたしが育てます」
【出た!登美丘高校ダンス部】なんでやねんねん
市川海老蔵さん記者会見「昨日夜に麻央が旅立ちました」
-
-
東京で最も高い仕事、スカイツリー の窓ガラス清掃
東京の新名所・東京スカイツリー、634メートル! 5月22日で4周年を迎えました。 東京スカイツリー
-
-
身障者の兄が多くのことを教えてくれました
僕の兄は身障者です。 お話もできません。 自分で歩くこともできません。 時々「あー」って大きな声を
-
-
母さん、どうもありがとう
健やかなるときも、病めるときも、 喜びのときも、悲しみのときも……。 君が僕の白髪に気づいたあの夏も
-
-
【少女が目を覚ますと、ベッドの中に何かがある】
少女がすやすやと寝ていたら、 突然枕元に両親からの 驚きのプレゼントが届きます。 それを見た
-
-
48年間、新宿でありがとう。スバルのさよならショー
新宿西口の目の前にドンっと構えていたこのビルは、 スバルでおなじみ富士重工業株式会社の元本社「スバ