【スカッとする話】仕事でソフト的な作業をやっているんだが、ハード的な作業をやっている人の中にもソフト面の知識がある人を育てようという取り組みがあり、Aに作業を教えることになった。Aは設備の知識が豊富だったので逆に俺が教えられることも多く最初のうちはうまくやっていたんだけど、そのうちAが調子に乗り出した。そこで…

まあここで言い返して揉め事起こしても良いことないし仕事だしと割り切って
適当に受け流してたんだ。
そして教育が一通り終わってAが独り立ちし、俺がやってた実験とかトラブル対応、
新素材の立ち上げなんかの業務も任されるようになってきた。
これで業務効率2倍じゃん と俺は嬉しかったが、俺の業務の中でもトラブル対応
(不良品が出た時の対応。原因調査とか改善策の立案、実施とか)は
経験がものを言う分野でありかなり大変だったので最初のうちはトラブル対応は俺、
その他実験とかはA という住み分けができていた。
ちょっとずつAにもトラブル対応の手法を勉強してもらっていたが、
どうもAは乗り気ではない。
それも無理はない。
トラブル対応は言ってみればマイナスを0に戻す作業。
実験とかはプラスを増やす作業なわけで、やりがいもあるし
見た目の成果も華々しい。実際、この時俺の査定はちょっと下がった。
直属の上司はそのあたり分かってくれていたが、査定を決めるさらに上の方々には
現場の事情は伝わらなかったようだ。
こんなことがあり、Aはますます調子づいてきて
俺がトラブル対応の合間に取り組んでいた実験についていろいろとケチをつけてくるようになった。
「このプログラムだめっすよw」
「この装置には適用できないっすよw」とか、
プログラムについて特に突っかかってきた。
もうミスの指摘ってレベルではなく、問題のないところにも無理矢理こじつけて
ダメ出ししてくる感じ。
とにかく俺のやることには全てケチつけないと気がすまないって感じまでいってた。
俺とA以外の課員はそこまで詳しくないのでAの指摘が言いがかりレベルであることに気づかないらしく、
いつも俺が「教え子に追い抜かれて言いくるめられてるショボイ奴」
みたいに哀れな視線を向けられていた。言い返さなかった俺も悪いのかもしれんが。
なんでこうなったのか俺は理解できなかった。
学歴コンプ?自分の評価が上がって俺が下がるのが楽しかった?
もしかして俺がAに対して失礼なことしてた?
いろいろ考えたが思い当たる節がないしいらんことで神経削るのが嫌だったので
我慢する日々が続いた。
そんな中、久しぶりに俺が設備追加による増産に関するプレゼンを開くことがあって
関係部署の担当者を招集した。
もちろんその中にAもいたんだが、もう最初から俺にダメ出しする気満々の嫌な笑顔。
プレゼン資料をプロジェクターで映しながら説明してたんだが、
その中の追加設備用プログラムに関する項に差し掛かったあたりで
待ってましたとばかりにAがダメ出しを開始した。
「この箇所って××の面で問題あるんじゃないですか?」
「こことかまずくないですか?」とか。
トドメとばかりに「これ入力して稼働したら大変なことになるんじゃないですか?ww」
なんてことも言ってた。
偉い人もいる中で俺をこき下ろすのが嬉しくて仕方ないって感じだった。
しかしこの時ばかりは俺も嬉しくて仕方なかった。
どういうことかと言うと、俺はこの日のプレゼンで罠を張っていた。
Aがいつものように俺をこき下ろしにかかるのを見越して。
「はあ、そうですかね・・・。」と(笑いをこらえながら)
ちょっと気の抜けた受け答えをして画面をスクロールさせていった。
そして現れる 「プログラム作成担当 : A 」の文字。
もうね、カ○ジみたいだったよ。
ざわ・・ざわ・・・ って。
Aの顔が引つるのがわかった。
で、俺はわざとらしく
「あー すみません
間違えてAさんが作成したプログラム表を添付してました。」
「でもこれはAさんが半年前に同型の装置に入力して既に量産稼働してるプログラムですから
今回導入する装置にもそのまま使えますよね。」
「実際私が作ったプログラムも対象の装置が同型だからAさんが作ったプログラムと内容は同じですし。」
と続けた。
実際その通りだった。
今回俺が担当した内容は以前Aが手がけた仕事のリピートにあたる。
使用する装置をもう一台追加で導入したのでそれを立ち上げるというものだ。
それにしても自分でやった仕事の内容を忘れてここまで見事に引っかかってくれるとは。
「で、Aさん、ご自分が作ったプログラムですがこれで稼働すると大変なことになるんですか?」
「既にこのプログラムで作った製品はどうなるんですか?回収ですか?」
と畳み掛けたら面白いぐらいしどろもどろになるA。
「い、いや、同型とは言っても機差とかあるし、
全く同じプログラムだと問題があるかもしれないじゃないですか・・・。」
苦しい言い訳を返してくるAだがそれぐらいは予想していたよ。
ここからずっと俺のターン。
「機差? 確かにあるかもしれないですが先ほど指摘された箇所って
機差に影響されるような内容ではないですよね?
過去のデータから裕度が高いことがわかっているところですし。」
「それにこの装置は現在5台稼働していますが、
そのうち2台はAさんが立ち上げを担当されましたよね?」
「その2台には先ほどのプログラムと全く同じものが入力されていましたが
これは機差を無視されたんですか?」
「それに機差云々言うのであればもともとハード面に強いAさんが
半年前の立ち上げ時に真っ先に指摘しなければいけないのでは?」
ここまでじっとAの目を見据えながら淡々と言ってやったら
Aが目線を外して明らかにキョドり出した。
そして他の出席者の目線がAに集中する。
「で、そのあたりどうなんですか?Aさん。」
とトドメをふってやった。
暖房が効いているとはいえ、結構寒いこの時期にもかかわらず
さっきの数分のやり取りでAの脇汗がすごかったw
帰ったら浸け置きしとけよw
で、絞り出した返答が
「そうですね・・・ そこまで深刻な問題にはならないかも・・・。」
だとさ。
まあ、この状況じゃそう言うしかないわな。
ここまでのやり取りで、過去に立ち上げた装置について見直しが必要との意見が
お偉方から挙がり、この日のプレゼンは一旦保留となった。
さらに、その見直しを当時の装置立ち上げ担当者であったAをメインに据えることになったので
温かく見守ってやることにしたw
お偉方の指令は「年内に」詳細を報告すること
とのことなのだが間に合うか?Aよw
まあ、プレゼン時のやり取りでだいぶ溜飲が下がったので
Aが困っているようならちょっとは助けてやるつもりだが。
できればAが俺に突っかかり出した理由も聞いてみたい。
とりあえず復讐っぽいことはできたがAが例の報告のために時間をとられて
俺に降りかかってくる仕事が激増しそうな予感に震えつつ書き逃げ。
●コメント
長かった割には読みやすくてよかった
GJでした!
●コメント
できればもっと追い詰めて欲しいけど
TPOを弁えて正当にやり込めてて凄い、GJ
自分だったら我慢できずに闇討ちかましてハンザイ者コースだわ…
●コメント
乙
Aが反省してくれるといいな
引用元: 本当にやった復讐 21


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