*

【大相撲、柏鵬時代】大鵬が泣いた!柏戸も泣いた!

c090
相撲の一時代を築いた、1960年代の大鵬と柏戸。

この両雄の築いた「柏鵬時代」と呼ばれる黄金期は、
大相撲の歴史に明確な足跡として残されています。

また感動的なエピソードも数多く残しています。

柏鵬が横綱に同時昇進する昭和36年(1961年)九州場所までに、
二人は11戦しています。

この11戦は8勝3敗で柏戸の圧勝でした。

大鵬はあるとき、
『こんなに一所懸命努力しているのに
 遊び惚けている(ように見える)人になんで勝てないのか』
と涙をこぼしたそうです。

しかし、横綱になってからの両者のバランスは違ってきます。

昭和38年(1963年)9月場所でのことです。

大鵬は新横綱の場所から6連覇するなど
優勝回数をどんどん増やしていきますが、
柏戸は横綱になってからはまだ一度も優勝していません。

柏戸は怪我に怪我を重ね、
4場所連続休場で久々に土俵に上がりました。

両者14勝の全勝同士での横綱の戦いです。

誰もが大鵬の勝利を信じていました。

ところが4場所連続休場明けの柏戸が、
破竹の勢いの大鵬に勝ったのです。

どよめく歓声。

柏戸も部屋の親方はじめ仲間たちも、
これまでの柏戸の我慢の時期を知っているから、
感涙にむせびました。

しかし、その数日後、
その柏戸が悔し涙を流す事態に追い込まれます。

それは柏戸にとっても、
また大鵬にとっても屈辱的な風聞だったのです>>>

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

の時の両横綱の激突に対し、「八百長ではないか」
との談話をした若手の作家がいたのです。

「日本の文化を汚した」との非難を両横綱に向けました。

そのインタビュー記事は新聞に掲載されたものですから、
相撲協会も沈黙するわけにはいきません。

当時の時津風理事長(元双葉山)は、両横綱を呼び出し、
事情聴取をしました。

「八百長をするような横綱はいらない。
 お前たちはどうなんだ?」
と理事長が詰問します。

両横綱とも「絶対に八百長はやっていません」と断言。

理事長は二人の目を見て、それ以上の追及はせず、
名誉棄損の訴訟準備を始めたといいます。

柏戸の心境はこうでした。

柏鵬時代と言われつつも水をあけられ、怪我で4場所も休場。

不安と恐怖に苛まれながらも復活を信じて、
一生懸命頑張ってその結果の全勝優勝。

横綱になって初めての優勝!

今までの苦しみもこれで吹っ飛ぶはずだったのです。

それが不名誉な「八百長」の嫌疑がかけられた。

その悔しさはどうにも我慢できず、
帰りのタクシーで同乗した大鵬の前ながら、
柏戸は車内で号泣してしまいました。

ライバル視して、それまでろくに口もきかない二人でした。

大鵬によると、
この時、初めて心が通じ合ったような気がしたそうです。

その後、大鵬は北海道の実家に帰り、
実家の玄関に、自分の横綱姿を映した大きな写真を見届けました。

実に威風堂々たる写真ではありましたが、
大鵬は不満そうな表情でした。

その理由とともに、大鵬はこうお願いしたそうです。

「相撲の人気は自分だけのものじゃない。
 柏戸関も半分支えているんだ。
 だから、柏戸関の写真も一緒に飾ってくれないか」

余談となりますが、八百長を指摘した若手の作家とは、
その後、国政に進出して名を成し、やがて都知事にもなった、
あのお方でした。

相撲協会からの訴訟の話を聞き、
慌てて「ほんとの話」を暴露したのです。

実はこの作家さん、この取り組みを実際には見ずして、
「八百長」を論じていたのです。

不利な側が勝利したこと、
知り合いの記者から八百長だと耳打ちされたことなど、
薄弱な根拠で、名のある作家が無責任な発言をしたわけです。

この作家の軽い舌は、しかし図らずも
両横綱の友情を深める契機になったようです。

シェアする

人気記事ランキング

no image
侘しい独身生活に同情した妹が手と口でしてくれて・・・

俺は北関東の農家の長男。43歳、寂しい独身。妹は南関東に嫁いで12年く

no image
離婚暦がある妻・・・前夫と不倫し中出しセックスした後、タンポンで栓されてました・・・

妻とは二年前に結婚しました。私は初婚でしたが、妻は離婚暦がありました。

no image
私の部下でおもちゃ(精液便所)な可愛いOLが結婚するんだが・・・

先々週の土曜日は、29歳になる私の可愛い部下でもある女性(美夏)の結婚

no image
美人で巨乳な友達の妻は、頑張ってザーメンを飲み干すイイ女です

彼女を紹介してくれたのは妻だった。俺の仕事に関することで相談があるとい

no image
再従兄弟のお兄ちゃんとの凄く気持ちよかったセックス体験

こんにちわ☆はじめまして。16歳の癒真(ゆま)と申します。先日、親戚の

→もっと見る

CLOSE
CLOSE
PAGE TOP ↑