*

アメリカの超高層ビルよりも高い場所とは?

c116
澤翔子という書家がいます。

その力強い筆さばきには息をのみます。

翔子さんは、新生児期に敗血症にかかり、
後にダウン症と診断されました。

当初、その事実を知った母親の泰子さんは、
我が子と共に死のうとも考えたそうです。

しかし、夫の熱心な想いと、
遅咲きながらも少しずつ育っていく子の姿を見て、
泰子さんは、死ぬことを思いとどまったといいます。

そして5歳になった翔子さんに、
書家であった泰子さんは書道を教え込みました。

父親は、何も言わずにこやかに
翔子さんの書道を褒めてくれたそうです。

母の泰子さんは、ダウン症のことを隠しがちでしたが、
父親は少し違いました。

「翔子は、千人に一人授かる大切な子なのだよ」
とむしろ翔子さんを誇りに思い、言葉通り大切に育てました。

悲嘆にくれたりはせず、お祭りの時なども、
翔子さんを高々と抱き上げ、肩車をしたりして遊んでいました。

その優しいお父さんは、翔子さん14歳の時に亡くなられました。

やがて翔子さんは、その才能を開かせ、
数々の名のある賞を受賞し、名を知られるようになります。

2012年NHKの大河ドラマでは、
「平清盛」の題字を担当するまでになりました。

その翔子さんが、ニューヨークのロックフェラービルで
取材された時のことです。

そこは高いビルで知られている場所です。

「翔子さんが今まで登った一番高い所はどこ?」

と聞かれました。

それに対する翔子さんの答えがふるっていました。

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

まで登った一番高い所はどこ?」
と聞かれた翔子さん。

すかさず口をついて出た答えは、

「お父様の肩車」
でした。

翔子さんのお父さんは、彼女を深く愛していました。

翔子さんは、あの高いロックフェラービルの最上階に立ち、
そのビルよりもなお父親の肩車のほうが高かったと言うのです。

この高さは、父親の愛の深さであり、人格の高さだったのでしょう。

感性豊かな翔子さんは、それを感じているのでしょう。

翔子さんへの父親の思いを、
母、泰子さんも忘れはしないといいます。

参考:PHP特集「いい習慣がいい人生をつくる」(PHP出版)
金澤泰子さんの談話より

シェアする

人気記事ランキング

no image
【ドジャース・大谷翔平が待望の第1号ホームラン!】

メジャーリーグ開幕から9試合目、ドジャースの大谷翔平選手が、 今シー

no image
セックスを教えてくれた姉

私も近親相姦の経験があります。その相手は6歳年上の姉でした。私達姉弟は

no image
初めてのクンニ、初めての巨根、相手は実の息子です

44歳になって初めてセックスの喜びを覚えました。去年までの私はセックス

no image
ネトゲで初恋した理系男子…1対1のオフ会で会った超可愛い女性に一目惚れwww

自分は、都内の某有名大学に通う理系の二年生。理系男子です!顔は、えなり

no image
学校のPTA会議は不倫の現場!第二の青春が息子の学校で始まった40代人妻のエロ話

今の夫とは大学生の時に知り合い、お互い自然と惹かれ合い、恋人の関係に。

→もっと見る

CLOSE
CLOSE
PAGE TOP ↑