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妻を探すため潜水士に、津波が来た海に潜る女川の男性

2011年3月に東北の太平洋岸を襲った津波は、
数千人もの人々を海に連れ去りました。

あれから約6年経った今でも、
愛する家族の遺体を葬ることのできない人々がいます。

今も行方不明の妻を探すため、
潜水士の資格を取ったバス運転手、
宮城県女川町の高松康雄さんは、海に潜ります。

高松さんは言います。
「見つけたいですが、見つからない可能性が大きい。
 たとえ妻を探し出すことはできなくても…」

そうです。
高松さんの行動は、
同じ境遇の人を元気づけるはずです。

 

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