*

【不幸な結婚式】夫が儀式というものが大嫌いだったこともあり、結婚式はあげないことに決めていたのだが 姑が猛反対した。姑が勝手に式場を予約してきて、結局式を挙げることにはなったのだけど…

夫はやりたくない事をやらなければならない苛立ちで不機嫌極まりなく
私に激しく八つ当たり

しかも私の母が、
脳梗塞の後遺症で歩くのがやっとの父を
実家から3時間かかる距離の義実家まで電車に乗せて無理やり連れてきて
私がそれを咎めるも「父が来たいと言った」と言い張り
(多分嘘、本当でも連れて来るべきではない)
案の定父が義実家で倒れてしまい、
新郎親族から顰蹙を買う(とりあえず挙式には参加できた)

その後夫は控室で私が白無垢に着替えると「馬子にも衣裳」と罵る
指輪の交換で私がうまく夫の指に指輪をはめられないでいると
「不器用な奴だ」とその場で言い放つ

逆に夫が私の指に指輪をうまくはめられないのは
「お前の指が太いせいだ」とその場で言い訳する



流石にブチ切れる事はせず式は滞りなく終了したが
私のはらわたは煮えくり返っていた

食事会はお互い外面よく振る舞ったのでこちらも滞りなく終了した

式を挙げた神社は義実家の地元ではまあ有名、程度の所だったし
食事会の場所も参加者も身内だけだから費用はそれほどかからなかった筈だが
いくらだったかまでは覚えていない

後日、小舅が撮ったスナップを見ると
写真に写っている私は全て仏頂面
鬼のような形相になっているものもあった

そして、プロが撮った結婚式用のちゃんとした写真が
(紙に挟まって大判で写っているやつ)
なぜかいつまで経っても出来上がってこなかった

結婚式の写真を早く見たいとせかしてくる母に
「スナップならあるけど…」と言ったが
夫の事を嫌っていた母は夫が写っている写真は要らない、
あんたが一人で花嫁衣装を着て写っている写真が欲しい、と言い続ける

夫とはその後いろいろあって1年経たずに離婚してしまったが、写真は結局手に入らず
失敗した結婚の写真なんか要らないという私をよそに
母はその後も写真写真とずっと言っていた

離婚してから数年後私は今の夫と出会い、
現在は結婚して10年になる

今回も主に金銭的な理由で挙式、披露宴、新婚旅行はしていない
指輪も交際時に買ったペアで5万円位のファッションリングを
そのまま結婚指輪としてずっとはめ続けている
(写真は撮らないとあらかじめ母に言い、それについては納得してもらった)

その事に全く不満を感じた事はない
ただ、風の便りに元夫も再婚している事を最近になって知ったせいか
テレビで結婚披露宴の場面が映り、
綺麗な衣装を着て幸せそうに佇む新郎新婦の姿を見ると
「結婚式は貴方たちの為にやるものではない」という元姑の言葉が蘇ってくる

本当にそうなのだろうか

彼は今回の結婚でも式を挙げたのだろうか
(もちろん元夫と連絡を取ろうなどと言う気はさらさらない)

お義母さんがもし今も生きているなら昨今の地味婚事情をどう思うのだろうか
そんな事をふと考えてしまったりする

●コメント
お姑さんが言うことは事実。
ただ、もちろん主役は新郎新婦。
お互い歩み寄れないなら、縁がなかったんだよ。

http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/sousai/1414420596/
****私は見た!!不幸な結婚式123****

戻る

シェアする

人気記事ランキング


no image
大谷翔平 サヨナラ満塁弾「40-40」達成 史上6人目

またまた大谷翔平選手がやりました! 大リーグ、ドジャースの大谷

no image
【スウィートメモリー】松田聖子

決して思い出は甘いものばかりじゃないけど、 ♬失った夢だけが美しく見

no image
【前略おふくろ様】秀次先輩への複雑な気持

さぶちゃんは、チンピラとちょっとした諍いを起こし、 バックにいるゴク

no image
【また逢う日まで】尾崎紀世彦

歌唱力抜群のこの人が、この曲でテレビに出始めたのが1971年でした。

no image
【トランプへの銃撃】 米ペンシルベニア州で演説中に発砲音 

アメリカのトランプ前大統領が選挙集会を行っていた会場で、 複数回の発

→もっと見る

CLOSE
CLOSE
PAGE TOP ↑