なぜアザを隠そうとしないんですか?
首藤さんは2015年10月に受診した病院で、
『母斑症 Klppel-Trenaunay症候群』
という難病だと初めて分かりました。
このことをキッカケに『アザへの理解を深めてほしい』という想いで、
自身の姿をFacebookに投稿。
首藤さんが見せた、眩しい笑顔と前向きな言葉に、多くの人が感銘を受けています。
大分県臼杵市で生まれ、現在は大分市の病院職員として働いている首藤さん。
物心ついた5歳頃の記憶では、友人から『赤ザル』と呼ばれていたそうです。
首藤さんはそのあだ名で呼ばれる度に、いつも笑顔で応えるようにしました。
そうすると場が和み、それ以上何も言われないということを知っていたからです。
時には涙を流す日もあったそうですが、
首藤さんが泣くと両親が泣いてしまうので、
いつの間にか強い心が育ったとのこと。
辛い思いをしているのは自分だけではない
首藤さんのご両親は、アザについて説明したり
謝罪することは一切なかったそうです。
そして首藤さんも、ご両親に質問することはしませんでした。
なぜなら、「アザを持って生まれた自分も辛いけれど、
母親はもっと苦しい思いをしているのではないか」
と子供ながらに感じていたからです。
「普通の子として接してくれたことが、何より嬉しかった」
と語る首藤さん。
明るく活発な性格に育ち、同級生は首藤さんをイジメることなく、
逆に周囲の偏見の目から守ってくれたそうです。
学生時代は柔道と相撲に励み、
卒業後は体育教師やスイミングスクールのコーチとして働いていました。
スイミングスクールのコーチをしていた時、
首藤さんのお母さんは最初で最後の質問を投げかけます。
『雄三どうしてお前は裸になるの』と>>>
人気記事ランキング
- 【コーヒールンバ】木魚ポコポコ鐘がチーン
- 【いつもありがとう】手話でハッピーバースデー♪
- 【甲子園 アナザーストーリー】挫折球児が輝く場所
- 遭難しかけた妻が車の中で複数の男に襲われた
- 【ひたすらにキモイ】夫婦そろって不妊が発覚したとたん旦那が幼児退行した。服も自分じゃ脱がなくなり、お弁当にはふりかけ必須。ある日、お弁当に卵焼きを入れたのにノリタマをつけてしまったら、会社を早退してきて大暴れしたので、耐えられなくなってそのまま離婚に持ち込んだ。そしてその後来たロミオメールがこちら…。こいつ何も分かっちゃいねぇ…。
-
【ビートたけし】ほんとにいいお母さんでしたね
世の中に親不孝な息子は山ほどいます。 私もその例外でないし、 たけしさんもお母さんにかなり心配かけま
-
タコでアフリカのお国から勲章をもらった日本人
大阪のタコ焼き、タコの刺身を始め、 タコは日本の食卓ではお馴染みの食材です。 日本で消費するタコの
-
【パトカー ありがとう 2歳】
男の子はパトカーとか消防車が大好きです。 そして、そのころ、こんな経験をしたことは、 きっと
-
【グッとくる先生】イジメに対し、校長はどんな行動をとったか?
ガンと戦う祖父を励ますため、 11歳のジャクソン君は自慢の長髪を剃り、丸坊主にしました。 しかし、そ
-
企業内メール、意思が完璧に通じたときの返事
手紙やメールで、自分の思いを伝えるのは、意外に難しいものです。 シンプルに書こうと思っても、 つい