その場を動こうとしない一匹の老犬

トルコ、黒海地方中部に位置する都市オルドゥに、
少し変わった1匹の老犬がいます。彼の名前はゾゾといいます。
生まれてすぐに親犬と引き離されてしまったゾゾ
ゾゾは生後1周間で今の家に引き取られました。
生まれてすぐに親犬と引き離されてしまった子犬を、
家族は温かく迎え入れます。
率先してゾゾの世話を買って出たのは、
ゾゾを引き取ることを決めたおじいさんでした。
おじいさんはゾゾを息子、孫同然に愛情を込めて育てます。
ゾゾにとって、そんなおじいさんは厳しい父であり、優しい母のような存在。
片時もおじいさんの側から離れることはなかったそうです。
しかし、そんな幸せな日々にも終わりは訪れます。
今から2年前に、おじいさんが亡くなられたのです…。
おじいさんが亡くなられてから、
ゾゾはたびたびその姿を消すようになりました。
生前のおじいさんに対するゾゾの忠誠心、
献身ぶりを目の当たりにしていた家族たちは、
そんなゾゾのことが不憫で仕方がありません。
そんな家族たちの心配をよそに、ゾゾが向かった場所とは…
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おじいさんの息子さん:「ゾゾ、おまえ今日もここに来ていたんだね」
家族も今はゾゾが姿を消しても驚きはしません。
ゾゾが向かう場所は一つしかないと、もうわかっているからです。
そう、その場所とはおじいさんの眠るお墓だったのです。
おじいさんのお墓に寄り添い、甘えるようにしてその身を横たえるゾゾ。
ゾゾは息子さんがおじいさんのお墓に行く際には、
必ず自分を連れて行くようにねだるそうですが、家族の目を盗んでは、
ひとりでこの場所までやって来ることもよくあるそうです。
お孫さんはゾゾに対してこんなことを語っていました。
「ゾゾは本当に変わった犬だよ。
でもこんな変わり者を、僕らは家族として本当に大切に思っているんだ」
ゾゾのおじいさんに対する不変の忠誠心に、
家族や周りもゾゾにこれまで以上に深い愛情を注いでいるのですね。
その忠誠心は、まるで忠犬ハチ公のようです。
ハチは、渋谷駅前で主人の帰りを
7年間待ち続けたことで知られる日本の忠犬です。
秋田犬であるハチは、秋田県大館市で生まれますが、
生後2カ月の頃に、大学の教授だった上野英三郎氏に飼われます。
愛犬家であった上野氏は、生まれつき体の弱かったハチを
自分のベッドの下に寝かせたりなど、愛情豊かに育てます。
そして、仕事先の大学や通勤に利用する渋谷駅まで、
いつもハチに送り迎えをさせていました。
上野家で幸せに暮らしていたハチですが、
1年後に上野氏が脳溢血で急逝。
主人を失ったハチは、それから3日間、
食事に口をつけなかったといいます。
ハチはその後、さまざまな家に引き取られ、転々としますが、
行く先々でトラブルを起こしてしまいます。
最終的には上野家宅に出入りしていた
植木職人の小林家に引き取られ、再び渋谷の地へと戻ります。
それからハチは渋谷駅前をうろつくようになりました。
かつて上野氏が利用していた渋谷駅で、
主人が帰ってくる時間帯になると、
必ず広場に姿を現していたハチ。
主人が改札口を潜り抜けるときを、
いつまでも待つようになったといいます。
そして…
「おじいさんはここにいる。
だからボクもいつまでも一緒にいる」
そんな風に語りかけるかのような表情のゾゾ。
放っておいたら、いつまでもこの場所から
離れようとしないのです。
もうこの世にはいない誰かのことを、
これほどまでに深く思いやっているのです。
犬と人間の関係というのは、本当に不思議なものです。
血縁のつながりもなければ、種族も違い、
言葉だって通じるわけではない。
それなのに、実の親子以上の深い絆でつながることだってできる。
理屈や損得勘定で動くわけではない一途な思いや行動は、
私たち人間が失い、目を逸らしがちになっていることを
思い出させてくれるようです。
私たちがかれら動物から学ぶこと、本当にたくさんあります。


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