昔の岩手県、山村の小学校でのお話しです
ある日、一人の少年が、
女の子が着るような赤いシャツを着て登校してきました。
その日はとても寒く、1枚でも多く服を重ねたかったのですが、
彼の家は貧乏で、上着を買う余裕などありませんでした。
そこで、お姉さんのお下がりのシャツを、
仕方なく着ていたのです。
しかし、子どもの純真さは時として残酷なもの。
「やい、あいつ女みたいな服着ているぜ。
赤シャツだ!赤シャツだ!」
同級生たちは、赤シャツの少年をからかいました。
そのとき、赤シャツの少年の悲しそうな顔を見て、
1人の少年が声を上げました。
K君という名の少年でした。
「そんなこと言うなよ!
寒くなれば、シャツの色なんてどうでもいいだろう!」
からかわれている子をかばうのは、とても勇気がいることです。
少年は精一杯の勇気を奮って注意をしたのでしょう。
ただ、同級生たちはからかうことを止めません。
結局、赤いシャツの少年は泣き出してしまいました。
その翌日のことです>>>
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声を上げた少年、K君が登校してくると、
教室中が騒然となりました。
K君が赤いシャツを着てきたのです。
しかも堂々と胸を張って教室内に入ってきました。
この様子を見て、特に驚いたのは、
貧乏な少年をからかっていた同級生たちでした。
驚きとともに、素直な気持ちを取り戻したのかもしれません。
「……昨日はごめんよ。悪かった」
からかった同級生たちは、二人の少年に対して、
素直に謝ったそうです。
仲直りができて、ニッコリ微笑む止めに入ったK少年。
K君の名は、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ…」の宮澤賢治でした。
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