*

疲れてるんでしょうね、肩枕、私でよければどうぞ

770
学生の一時期、市電通学をしたことがありました。

始点から終点まではラッシュのせいもあり、ゆうに1時間はかかりました。

本でも読もうとするのですが、たいていすぐに舟をこぎ出す始末でした。

ある日、私はまた寝入っていたらしく、
誰かに肩をたたかれ「終点ですよ」という声で頭をもたげたのです。

そう、隣の人に寄りかかって眠っていたのでした。

あわてた私でしたが、同時に隣の人の温かい気づかい、
それに運転手さんの優しさにも触れることになりました。

それはこんなことに気づいたからです>>>

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

の人は、そっと気づかうように定期券を隠しましたが、
ぼんやりした頭の私にもよく分かりました。

その定期券には、終点の十数か所も手前の駅名が書いてあったのです。

寄りかかって眠りこけている私を起こすのにしのびず、
その人は終点まで私にそっと肩を貸してくれていたのです。

私は慌てて謝り、その人に戻り分の追加金を払わせては悪いと思って、
運転手さんに理由を説明しました。

運転手さんは快く承知してくれました。

「いいですよ。折り返しもただでかまいません」

”ありがとう”と百ぺん言っても足りない気持になりました。


参考本:あのときはありがとう、涙が出るほどいい話
出版:河出書房新社
編集:「小さな親切」運動本部

シェアする

人気記事ランキング

no image
童貞と処女のまま20歳を過ぎたオタク兄妹の決断

俺はブサイクで背が低く、妹は体毛が毛深過ぎるという外見的コンプレックス

no image
侘しい独身生活に同情した妹が手と口でしてくれて・・・

俺は北関東の農家の長男。43歳、寂しい独身。妹は南関東に嫁いで12年く

no image
離婚暦がある妻・・・前夫と不倫し中出しセックスした後、タンポンで栓されてました・・・

妻とは二年前に結婚しました。私は初婚でしたが、妻は離婚暦がありました。

no image
私の部下でおもちゃ(精液便所)な可愛いOLが結婚するんだが・・・

先々週の土曜日は、29歳になる私の可愛い部下でもある女性(美夏)の結婚

no image
美人で巨乳な友達の妻は、頑張ってザーメンを飲み干すイイ女です

彼女を紹介してくれたのは妻だった。俺の仕事に関することで相談があるとい

→もっと見る

CLOSE
CLOSE
PAGE TOP ↑

Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/junt26/onibuzz.link/public_html/wp-content/plugins/feedwordpress/syndicatedlink.class.php on line 302