【明らかにこれまでとの違いがあった災害時報道】 ~NHKアナウンサーで共有された現場意識~

阪神淡路の震災や東日本の震災経験を活かし、今回の熊本地震で、
NHKでは明らかに報道のスタンスを変えて臨みました。
NHKは訓練や研修を通じて、災害に応じた呼びかけ文案を蓄積し、
その都度、適切な呼びかけを採用しているといいます。
アナウンス室の田村泰崇副部長は、
「従来の伝え方、『気象庁は注意を呼びかけています』
といった原稿だけではなく、
アナウンサーが直接、『警戒してください』と
責任を持って伝えることに重きを置くようになった」と語ります。
熊本地震以前でも、大津波警報発令時には
「東日本大震災を思い出してください」などという
切迫した口調で呼びかけるようにしました。
東日本大震災では、事態の切迫感を切実に伝えることで、
救える命がもっとあったのではないか、という反省があったからです。
また阪神大震災の時、停電から復旧した際に
ショートするなどして火災が広がった経験を踏まえ、
「避難時にはブレーカーを落としてください」
との警戒も繰り返し伝えられました。
アナウンス室での話し合いは、さらに踏み込んで、
被災者への「励まし」を肉声で伝えようじゃないか、
という合意も形成出来たようです。
アナウンス室の田村副部長は、
「災害時には、アナウンサーが、
個人としてメッセージを伝えることに意味がある」と言います。
その現われを例示すると、
高瀬耕造アナウンサーと武田真一アナウンサーの「語りかけ」です。
「本震」のあった16日夜には、総合テレビの「ニュース7」終盤で、
高瀬耕造アナウンサーが被災者に向けてこう語りかけました。
「避難所にいる皆さん、
不安や緊張で疲労やストレスがたまっていると思います。
じっと我慢している高齢者の方がいます。
声をかけてあげてください。
そして、何度も怖い思いをしている小さなお子さんがいます。
どうぞ手をにぎってあげてください。
抱きしめてあげてください。
子供がいることで気を使って避難所の中に入れず、
つらい思いをしているお母さんやお父さんもいます。
どうぞこの夜を、みなさんで助け合って過ごしてください」
ニュースを見ていた都内の主婦(48)は
「びっくりした。ニュースのアナウンサーが
ここまで言及してくれたのを初めて聞いた。
胸を打たれた」と話しました。
さらに、その後の「NHKスペシャル」では、
熊本市出身の武田真一アナが出演し、こう心情を吐露しました。
「熊本県は私のふるさとです。家族や親戚(しんせき)、
たくさんの友人がいます。
そのふるさとで多くの方が犠牲になり、
そして多くの方々が絶え間なく続く地震におびえながら、
また今夜も明かりのない夜を迎えることを思いますと、
胸が締め付けられます」
番組の最後には、
「被災地のみなさん、そして私と同じように、
ふるさとの人たちを思っている全国のみなさん、
不安だと思いますけれども、
力を合わせて、この夜を乗り切りましょう。
この災害を乗り越えましょう」
と呼びかけました。
この武田真一アナウンサーの呼びかけは、多くの人の共感を呼びました。
あらためて、そのときの動画をご覧ください。
武田アナの思いが短い言葉の中に込められています>>>http://yuru2club.com/wp/?p=4653
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※記事参考URL
http://news.livedoor.com/article/detail/11474297/


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