「 いい話 」 一覧
妻を亡くした闘将の知られざる一場面
その文章は、東京新聞の販売関係の幹部社員研修会で、 ひとりの幹部社員のお話しをまとめたものです。 東京新聞とは、中日新聞東京本社が発行する日刊一般紙のことです。 その幹部社員は、Kさんという方です。
ご近所の人も分かってくれる優しい人たちだよね
昨日彼女の家の犬が死んだ。 彼女の家は昔、彼女の兄貴が高校生という若さで自殺してから、 両親も彼女もうつ病になってひどい状態だったらしい。 そんなときに引き取ってきた犬だったそうだ。 ところがペット
お前の名前は痰助(たんすけ)に決めた
11年前の2月、何も無い湖の駐車場でガリガリの猫が寄ってきた。 よろよろと俺たちの前に来るとペタンと腹をつけて座った。 動物に無関心だった俺は「キタねー猫だな」 と思っただけで、他に何とも思わなかっ
僕らのお母さんはおばあちゃんだから
子どもの発達がちょっとゆっくりなので、 保健センターに通っている母親です。 母子教室みたいな集まりの最中、 おばあちゃんと男の子が二人迷い込んできました。 「すみません、里親会の集まりの会場はここでし
初めての結婚記念日は、色んな意味で忘れられない
入社4年目で初めての結婚記念日の日。 社内でトラブルが発生した。 下手したら全員会社に泊まりになるかも知れないという修羅場なのに、 結婚記念日なので帰らしてくださいなどとは絶対に言えなかった。 夕刻
ウサイン・ボルト選手、一流の証し
世界から注目のボルト選手は、 各国からのインタビューにすべて丁寧に答えていました。 そのことで、ボルト選手への好感度はますます高まりました。 世界一の存在となれば、走り以外の場面でも 気配りを怠らず、
緊急事態において自分を守るか、自分以外の誰かを守るか
平成11年11月22日。 航空自衛隊入間基地所属のT-33ジェット練習機が、 入間川河川敷に墜落しました。 この事故機に乗っていたパイロットは、 二名ともベイルアウト(緊急脱出)を試みました。 しか
たまたま場違いの高級料理店に足を踏み入れたら…
東京に出張したときのことだった。 昼食時、ふつうの定食屋だと思ってそのお店に入ったら、 何となく空気感が違う。 普通だったらサラリーマンでごったがえす時間帯、 そこはすごく静かな空気が流れていた。
天使だったかもしれない、ゆうきくん
「もう死にたい・・・。もうやだよ・・・。つらいよ・・・。」 妻は産婦人科の待合室で人目もはばからず泣いていた。 前回の流産のとき、私の妹が妻に言った言葉・・・ 「中絶経験があったりすると、 流産し
【ほのぼのCM】母ちゃん、朝は味噌汁とごはんだろ
悪くて手の付けられなかったあの子が、 こんなにいい家庭を持てるなんて。 遠く離れたお母さんが目にした久々の息子は、 台所の仕事も奥さんとシェアする家庭的なパパ。 こんなにいい家庭人になったのは、 誰の