「 病院にて 」 一覧
死んだ後も霊安室に行きたくなかった人
午前3時過ぎ。 一つのベッドの周りにカーテンがぐるりと引かれ、 そこだけがボンボリのように明るくなっています。 そのカーテンの中で、新人ナースの近藤さんは、 亡くなった患者(大澤さん・82歳・男性)
【私が今死んだら…】 ~闘病中の小林麻央さんの手記~
乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央さんが、 イギリスの公共放送BBCが選ぶ今年の「女性100人」に選ばれました。 「女性100人」はBBCが毎年、 社会に影響を与えた女性を選んでいるものです
人生は死ぬか、精一杯生きるかだよ
主人がくも膜下出血を発症し、 意識不明の状態で救急病院に搬送されたのは、 12年前のことだった。 病状がひとまず安定して、一般の総合病院へ転院したものの、 意識が戻るわけでもない。 主人が徐々に衰弱
「こんにちは」この声が聞こえましたか?
私はある救急病院に勤務する看護師です。 患者さんと旅人のようにすれ違う月日の中で、 Fさんという一青年のことは鮮やかに私の脳裏に残っています。 ある五月の連休の第一夜に、 自殺未遂の患者さんが運ばれ
愛するものとの別れの時を作った病院スタッフ
イギリスに住むシェイラ・マーシュさん。 余命わずかと宣告された彼女の最後の望みとは…。 イギリスの競馬場で働いていたシェイラ・マーシュさん、77歳。 動物好きの彼女は6頭の馬、3頭の犬、
一粒のぶどうのこころ
日本橋高島屋の一流サービス物語をご紹介します。 毎日新聞に載ったものです。 聖路加病院に入院していた5歳の白血病の女の子の父親と 高島屋の店員さんの実話です。 命短いわが子を思う親心と 店員さんの思